副業が続かない理由って、正直「やる気がなかったから」で片付けてきた。
でもそれ、ぼくの場合は3回全部、違う場所で詰まってたんですよね。で、振り返ってみると「やる気」じゃなかった。どれも別の原因があった。
この記事では、ぼくが3回副業を続けられなかった理由を、できるだけ包み隠さず書いていきます。今まさに副業が続かなくて困っている人に、何か刺さるものがあればと思って。
この記事でわかること
- ぼくが3回副業を挫折した理由(それぞれ異なる)
- 「副業が続かない」に多いパターン
- 4回目でようやく続けられるようになったきっかけ

副業が続かないのは意志の弱さじゃなかった
最初に言っておくと、ぼくは「続かない人」でした。
副業を始めては止め、また別の副業を試しては止め。3年近くかけて3回挫折してる。妻には「またやめたの?」と思われてたかもしれない。実際には言わなかったけど、自分でも「自分って意志が弱いな」と思ってた時期がある。
ただ、今振り返ると、それぞれの挫折は全然違う原因だった。同じ「続かない」でも、バグの場所が違ったんです。
3回の挫折、それぞれ違う場所で詰まった
- 1回目(クラウドソーシング):3週間で終了
- 2回目(情報商材→実践):6ヶ月間、ほぼ何も進まなかった
- 3回目(ブログ):3ヶ月で失速
合計で費やした時間は1年半近く。2万8千円の損失。それで気づいたことが、「続かない理由は1つじゃない」ということ。
続かない理由①「最初の期待値がズレていた」
1回目はクラウドソーシング。
クラウドワークスに登録して、「初心者歓迎」と書かれた案件に片っ端から提案を送った。でも採用されない。3週間、10件以上提案して採用ゼロ。
当時のぼくは「初心者歓迎って書いてるんだから、誰でも受かるだろう」と思ってた。甘かった。初心者歓迎でも、プロフィールが弱い人はそもそも選ばれない。
「3週間続けた」と聞こえがいいかもしれないけど、実態はダラダラしながら週1〜2件提案するだけ。本気では全くなかった。で、「向いてないんだ」と結論づけて終わり。
この挫折の本当の理由は「やる気がなかった」ではなく、「正しい始め方を知らなかったこと」だったと思う。プロフィールの作り方、最初に狙う案件の種類、クライアントへのアプローチの仕方。何も調べずに飛び込んで、手応えゼロで撤退した。
期待値がズレたまま始めると、最初の1〜2週間で「あれ、思ってたのと違う」となる。で、それを改善しようとせずに「向いてない」という結論に逃げる。
ぼくはこれをやりました。
副業全体の継続率について、国内の調査では2年以上続けられる人は半数以下というデータが出ている。副業・兼業を推進する政府方針(厚生労働省「副業・兼業の促進に関するガイドライン」)が整備されても、実際に続けられる人が少ない現状は変わっていない。つまりほとんどの人が途中でやめる。でもその理由をちゃんと分析している人は少ない。「続かなかった」で終わり、また別の副業に手を出す。ぼくも最初の2回はそうだった。
続かない理由②「本業のストレスを副業に持ち込んだ」
2回目は情報商材。
YouTubeで「スマホで月10万の副業」みたいな動画を見て、そのまま2万8千円の教材を買った。内容はほぼLPの焼き直しで、実践的なことはほとんど書いてなかった。
まあ、内容の薄さは当時でも半分わかってた。でも買った後は「せっかく買ったのだから」と言い聞かせながら、何週間か実践しようとした。
できなかった理由は2つある。
1つは、本業が繁忙期に入って残業が増えたこと。うちの会社、年度末に向けてかなりしんどい時期があるんですよ。毎日22時帰宅が続いて、帰ったら食事して風呂入ったら0時過ぎてる。
もう1つは、教材を買ったことを妻に言えなかったこと。「副業の勉強に使ったんだけど全然使えなかった」と説明するのが恥ずかしくて、クレジットの明細を注意深く隠してた。その後ろめたさが、副業そのものに向き合う気持ちを削いでいった。
で、6ヶ月後には「あれ、あの教材どこに保存したっけ」という状態になった。
これは「やる気がなかった」のではなく、「本業の疲労と後ろめたさが副業のエネルギーを奪っていた」。
営業職って、精神的な消耗が大きい。ノルマのプレッシャー、客先でのトラブル対応、上司への報告。国税庁の民間給与実態統計調査を見ても、給与は上がりにくい一方で業務量は増えている傾向が続いている。帰宅したときに「さあ、副業のために机に向かおう」という気持ちになれる日は、そう多くない。
副業が続かない人の中に、「本業の疲れを甘く見ていた」パターンは多いんじゃないかと思う。
続かない理由③「副業の種類を間違えていた」
3回目はブログ。これが一番「もったいなかった」挫折。
最初の2ヶ月は割とちゃんと書いてた。週1〜2本、自分なりに一生懸命書いた。でも3ヶ月目に、本業で大きなプロジェクトが始まった。チームのリーダーを任されて、残業が増えた。
そうなると、週1本のペースが維持できなくなってくる。2週間に1本、3週間に1本、気づいたら1ヶ月以上更新が止まってた。
そのとき自分に言い訳したことがある。「どうせまだ誰も読んでないし」。
これ、半分は正しかった。実際、3ヶ月で数十記事もないブログには検索流入はほぼない。Googleの公式ヘルプによれば、新しいサイトがインデックスされ検索結果に安定して表示されるまでには、数ヶ月以上かかることがある。新規ドメインならなおさらだ。でもその事実を「だからやっても意味ない」と解釈したのが問題だった。当時それを知っていれば、少し違ったかもしれない。
ブログは短期で結果が出ない副業です。3〜6ヶ月は流入がほぼゼロでも続けなきゃいけない。それを分かった上で選ばないと、最初の壁で止まる。
「副業の種類を間違えていた」というより、「その副業に必要な忍耐の長さを正確に理解しないまま選んだ」が正確かもしれない。向き不向きではなく、タイムラインの認識がズレていた。

3回目の挫折で気づいたこと
3回止まって、少しだけ冷静になれた。
「自分って意志が弱いな」と思ってたけど、各挫折の理由を振り返ってみると、それぞれ別の問題だった。
「続かない理由」は分析できる
1回目:正しい始め方を知らなかった → 情報不足・準備不足
2回目:本業の疲労と心理的ブロック → 環境の問題
3回目:副業タイプのタイムライン認識ミス → 選択の問題
全部「意志が弱い」で説明できる話じゃなかった。そう気づいたのが、3回目から半年後くらい。
副業が続かない人に多いパターン
ぼくの経験と、同じ状況の人たちの話を聞く中で気づいたパターンがある。
- 最初の期待値が高すぎる:「3ヶ月で月5万」を想定して始め、3ヶ月で何も起きないと止まる
- 本業の繁忙期を考慮してない:年に1〜2回は絶対に副業に手が回らない時期がある。それを織り込んでない
- 「結果が出てから本気を出す」パターン:まずは本腰を入れずに様子見して、やっぱり続かなくて止める
- 副業の種類と自分の生活リズムが合ってない:スキマ時間でできると思って始めたが、実は集中した時間が必要な副業だった
どれか1つでも当てはまると、続けるのが難しくなる。
それでも続けられるようになったきっかけ
4回目のブログ挑戦で、初めて続くようになった。
変えたことはいくつかある。でも一番大きかったのは、「1,000円の収益が出たこと」。
ブログを4ヶ月続けた時点で、初めてGoogleアドセンスの承認が来て、少しだけ収益が出た。金額は1,000円ちょっと。でもそのとき「あ、これ本物だ」と思えた。
3回の挫折でぼくが一番苦手だったのは、「結果が見えない期間を続けること」だった。でも1,000円という小さな結果が、続ける理由を与えてくれた。
ただ、それだけじゃなくて、今回は「本業が忙しくなったときの対策」を事前に決めてた。繁忙期は月1本でもいい、ゼロにしない、という自分ルール。それだけで、止まらなくなった。
今でも「副業は続けやすいか」と聞かれたら「続けにくい」と答える。
本業をやりながら、睡眠削って副業する生活は、やっぱりしんどい。家族との時間が減る感覚もある。子どもが起きてる時間に仕事してると「パパ、今日も仕事してるの」って聞かれる。そのたびに少しだけ罪悪感がある。
それでも続けてるのは、月6〜8万という数字のためだけじゃない。「3回失敗して、ようやく続けられるようになった」という実感が、なんとなくやめたくない気持ちになっているんだと思う。
ちなみに、繁忙期に入ったとき、今回は「完全に止めない」というルールだけ守った。週1本が無理なら2週に1本。2週に1本が無理なら月1本。ゼロにしないことだけ決めた。それで3年目に入った今も続いている。

まとめ:続かない理由が分かると、次は変わる
副業が続かない理由は「やる気」だけじゃない。
- 情報不足で始めて最初の壁で止まる
- 本業の疲労が副業のエネルギーを奪っている
- 副業タイプのタイムラインを正確に把握してない
ぼくは3回挫折して、ようやくこれに気づいた。遠回りした分、「どこで詰まるか」は割と分かるようになった気がする。
「副業が続かない」で悩んでいる人は、「なぜ止まったか」を一度振り返ってみてほしい。やる気の問題じゃなかった可能性が高い。
それが分かれば、次の一手が変わる。同じやり方で3回失敗するより、一度立ち止まって原因を分析したほうが遠回りにならない。ぼくはそれをやらずに3回失った。
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