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この記事を読んでいる人は、副業スクールに入ろうか悩んでいるか、すでに後悔しかけているかのどちらかだと思う。ぼくは後者だった。
受講料を分割で払い始めてから3ヶ月目に「あ、これは違ったかも」と気づいた。でもそこで言い出せなかった。お金を払い続けながら、自分を納得させ続けた。
副業スクールの地雷を踏んで気づいたことと、次に選ぶなら何を基準にするかを書いておく。
この記事でわかること:
- ぼくが引っかかったスクールの地雷パターン3つ
- 後悔しないスクール選びの確認ポイント
- スクールに入る前に自分に問いかけるべきこと

副業スクールに入って後悔した話
「稼げます」の言葉に引っかかった
きっかけはInstagramの広告だった。「元会社員・36歳が副業スクールで月収50万達成」というコピーと一緒に、スクリーンショットが並んでいた。PayPayの残高みたいなやつと、LINE通知の画像。それで「この人も自分と近い属性じゃないか」と思った。
ただ、最初から疑っていたわけじゃない。ぼくも当時、副業で月3〜5万を目指して3ヶ月ほどクラウドワークスを試していたけど、なかなか結果が出なかった。そこにSNSで「正しいやり方を教えてくれるスクール」が出てきたら、揺れる。
無料説明会に行ったら、スタッフの人がすごく丁寧だった。「今月中に申し込みいただくと通常価格より5万円引きになります」と言われた。期限プレッシャーをかけられているとは分かっていたけど、「どうせ入るなら今が得」と思い込んでしまった。
受講料と手に入れたもの
受講料は税抜きで表示されていて、分割払いにすると月2万円強が約18ヶ月続く計算だった。「副業で月5万を目指しているのに、スタート前から毎月2万がかかる」という違和感は正直あった。でも「それを取り返すために頑張る」と自分に言い聞かせた。
カリキュラム自体は、丁寧に作られていた。ただ、内容が「副業全般の入門」という感じで、自分がやりたかったことに特化していなかった。どの副業を選ぶかも、ある程度自分で決める形だった。コミュニティもあったけど、参加者のほとんどが自分と同じ入門者で、先生のような存在がいなかった。
受講期間が終わってしばらくすると、コミュニティの活動もだんだん静かになった。質問しても返ってくる速度が落ちた。運営からの連絡も途絶えた。「卒業」という名のサポート終了だった。
受講してみて気づいた地雷パターン3つ

①カリキュラムが汎用すぎて個別対応がない
⚠ 地雷ポイント
「どんな副業でも対応!」と謳うスクールほど、特定の副業への個別指導ができない。カリキュラムが広い=浅い、ということが多い。
どんな副業スクールも「基本的な仕組み」から教えてくれる。それ自体は悪くない。でも、ぼくが期待していたのは「自分の状況(会社員・子持ち・使える時間は平日の夜1〜2時間)に合わせたアドバイス」だった。
汎用カリキュラムでは「自由な時間に進められます」という言い方になる。でも、そこで詰まった時に「どうすれば自分の状況で動けるか」を個別に考えてくれる人がいないと、結局独学と変わらない。
ぼくは受講中に何度か「自分の場合はどうすればいいですか」と質問したけど、返ってきたのは「ぜひチャレンジしてみてください!」という感じの文章だった。個別の答えじゃなくて、背中を押す言葉だった。
②スクリーンショットだけで実績を証明する
⚠ 地雷ポイント
「受講生が月〇万達成!」の証拠がSNSのスクリーンショットだけなら要注意。いつ・何をして・何時間かけて達成したかが分からない実績に再現性はない。
「受講生の実績」として並んでいたのは、銀行振込の通知画面とSNSのフォロワー数の増加グラフだった。何をして、どれくらいの期間で、何円稼いだのかが分からない。
受講前には「この人たちが稼げたなら自分にもできそう」と思ったけど、受講後に振り返ると「そのスクリーンショットは本当にこのスクールの成果なのか」という疑問が出てくる。
本当に再現性がある結果を持つスクールなら、「入会から〇ヶ月・週〇時間の作業で〇円達成」という具体的な数字と条件を出せるはずだ。
③サポートが終わった後のフォローがゼロ
⚠ 地雷ポイント
受講期間が終了した後のサポート内容が契約書・LP上で曖昧なスクールは危ない。受講期間中は手厚く見せて、終わったあとは放置、という構造は思ったより多い。
受講中は「何かあればいつでも相談してください」という空気だった。でも受講期間が終わった途端、その窓口が閉まる。「卒業後もコミュニティで繋がれます」という説明だったけど、コミュニティは数ヶ月で過疎化した。
副業が軌道に乗り始めるのは、大抵スクールの受講期間が終わった後だ。その時に詰まる問題は、受講中の問題より複雑になる。そこへのフォローがないなら、スクールに払ったお金の価値が半減する。
じゃあどんなスクールなら後悔しないのか

確認すべき3つのポイント
正直、すべてのスクールが地雷だとは思わない。ぼくが引っかかったのは「確認すべき項目を確認しなかった」からでもある。次に入るなら、以下の3点を確認する。
①受講後の具体的な実績事例が条件付きで示されているか
「月〇万達成!」というスクリーンショットではなく、「入会から〇ヶ月・週〇時間作業・元の職業〇〇・最終的に月〇円」という形で書かれているか。条件が分かると再現可能かどうか自分で判断できる。
②受講期間後のサポート体制が明確か
卒業後もコミュニティや質問窓口が機能しているか。できれば既存の卒業生に「今もサポートを受けていますか」と聞ける機会がある方がいい。卒業生の声がSNSから確認できるかどうかも調べる。
③返金・解約ポリシーが明記されているか
特定商取引法に基づく表記に、解約条件が具体的に書かれているか。「途中解約は返金不可」という条件が隠れていないか。消費者庁でも「簡単な副業をうたい高額なサポートプランを契約させる事業者」への注意喚起が出ており、令和6年7月以降その相談件数が急増している。また国民生活センターでも副業・起業スクール関連の消費者トラブルについての研究報告を公開しているので、不安なら事前に参照してほしい。
ちなみに、副業スクールの費用は30〜50万円が相場とされている(2026年5月調査時点)。この金額を払う前に上記3点を確認するだけで、少なくとも「期待と全然違った」という後悔は減らせると思う。
それから、もし副業スクールを検討しているなら も一度確認してみてほしい。実際に受講した人の声を元に選ばれたスクールを紹介しているので、ぼくが体験したような「汎用すぎる・サポートなし」という問題が少ない選択肢を絞り込める。
スクールに入る前に自分に問いかけること
受講を決める前に、ひとつ問いかけてほしい。
「今、独学ではなくスクールが必要な理由は何か。」
スクールに入りたい気持ちの背景に「なんとなく背中を押してほしい」「お金を払えばモチベーションが保てそう」という気持ちがあるなら、スクールは要らないかもしれない。ぼくはそういう気持ちが半分あった。
副業のための情報は、YouTube・ブログ・Xで大量に無料で手に入る時代だ。スクールが必要なのは「情報が足りない」からではなく、「自分の状況に応じた個別フィードバックが必要」な場合だとぼくは今思っている。
そのフィードバックを提供できないスクールにお金を払っても、独学のほうがコスパがいい。
まとめ:スクールは魔法じゃない
ぼくが払った受講料の総額は、分割の利息も含めると40万近かった。その金額を払って得たのは「副業の基礎知識(YouTube無料で得られるレベル)」と「自分が欲しかったのはカリキュラムではなく個別対応だった」という気づきだった。
後悔してるかと聞かれたら、まあ後悔している。でも、その後悔があるから今は「スクールを選ぶ前にこの3点を確認する」というルールが自分の中にある。
地雷を踏んだ経験は無駄じゃないと思いたいけど、なくて済むならそれが一番いい。これを読んでいる人が同じ轍を踏まないことを願っている。
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