高額副業塾に入って半年で気づいたこと【30万円の授業料】

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30万円を超えるお金を払って副業塾に入り、半年後にやっと「あ、そういうことか」と気づいた。

その気づきは「この塾が良かった」でも「完全に失敗だった」でもなく、もっとシンプルなことだった。高額塾で稼げる人と稼げない人の差は、塾に入る前の時点でほぼ決まっていた。

この記事では、入塾から半年間で気づいたことを時系列で書く。

この記事でわかること:

  • 入塾後1〜3ヶ月の変化と見えてきたもの
  • 高額副業塾のコミュニティの実態
  • 半年経って気づいた「稼げる人の共通点」
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入塾の経緯と最初の1ヶ月

なぜ高額塾に踏み切ったのか

ぼくが入塾したのは、No.43の記事で書いたスクールとは別の体験だ。より個別コンサル色が強いタイプで、「少人数制・週1回のZoomセッション付き」がウリだった。受講料は一括28万円・分割だと月1万8,000円×18ヶ月(総額32万4,000円)。

迷ったのは分かっている。「30万円あれば別のことができる」とも思った。でも当時のぼくは「独学で3ヶ月やっても月3,000円しか稼げていない」という焦りがあった。妻には言えなかった。カード払いで手続きを進めた。

入塾してすぐに気づいたこと

最初の1ヶ月は、正直熱量が高かった。週2回のZoomセミナーに毎回参加し、コミュニティのSlackでも積極的に投稿した。「やっと本物に出会えた」という感覚があった。

ただ、一つ気になったことがあった。Zoomで質問すると、答えが「まずはコンテンツを出し続けることです」という方向に帰着しやすかった。具体的な「ぼくの場合はどうすべきか」への個別回答が薄かった。

まあ最初だからそんなものかと思っていた。


3ヶ月目・転換点

[IMAGE: online community activity decline graph]

「稼げている人」が実はほとんどいなかった

3ヶ月目ごろから、コミュニティの「成果報告」スレッドの投稿が減ってきた。最初は毎日誰かが「今日初めて収益が出ました!」「PVが〇〇になりました!」と報告していたのに、2ヶ月目の後半あたりから静かになっていった。

ある時、同じ塾に入った同期と個別にやり取りする機会があって、収益を聞いてみたら「まだほぼゼロ」という人がほとんどだった。「成果が出ている人」として紹介されていたのは、塾に入った時点ですでにある程度ブログのPVがあった人だった。

塾の実績として掲げられていた「受講生が月〇万円達成!」の多くが、実はそういう人たちの数字だったのだと気づいた。ぼくみたいにゼロから始めた人間の成果は、少なくとも3ヶ月時点では、ほぼなかった。

コミュニティの空気が変わってきた

4ヶ月目に入ると、Slackの投稿数がはっきり減った。目測で、1ヶ月目に比べて5分の1以下になった気がする。

⚠ 地雷ポイント
入塾当初の活気あるコミュニティが、3〜4ヶ月後に急速に過疎化するのは高額塾・スクール全般でよく見られるパターン。「コミュニティの活性度」は入塾前にSNSで先輩受講生に確認するのが一番確実。

コミュニティが死ぬ理由は分かった。稼げないから投稿しなくなる。投稿がないから他の人もモチベーションを失う。という負のループだ。

5ヶ月目、ぼくは子どもの寝かしつけを終えた夜11時にSlackを開いて、前回の投稿から2週間が経っていることに気づいた。何を書けばいいのか分からなかった。「今週も記事を1本書きました」と書いて、誰かに「いいね」を押してもらうのを待つのが虚しくなっていた。

「ぼくは何のためにお金を払い続けているのか」という問いが浮かんだ。答えは出なかった。とりあえず記事を書いた。


半年経って分かった3つのこと

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①塾の価値は「情報」ではなく「行動の強制力」

半年経って収益は月3,000〜5,000円。分割払いは月1万8,000円が13ヶ月残っている。損益を考えると明らかにマイナスだ。

ただ、塾に入って一つだけ良かったと思えることがあった。「週2回のZoomがある」という締め切りがあったから、最初の2ヶ月は何かしら記事を書き続けた。毎回Zoomに出るたびに「今週何か進めましたか」と聞かれる。それが地味にきつかったし、だからこそ動けた。

それがなかったら、独学時代のように「今週は忙しいから来週にしよう」を繰り返してゼロのままだったと思う。

塾の価値は情報じゃなかった。外部からの強制力だった。そしてその強制力は、30万円払わなくてもっと安く手に入れる方法がある。たとえば副業仲間を作るとか、ブログのコメントを毎週報告し合うとか。

②稼げる人は入塾前から動けていた

半年間で「成果が出た」と言えるのは、ぼくの観察では、入塾前にすでにブログかSNSを持っていた人だった。完全ゼロから始めた人で、半年以内に月1万円以上になった人はほとんど見当たらなかった。

これは塾が悪いというよりも、「高額塾で稼げる人は、すでに土台がある人」という事実だと思う。ゼロからいきなり高額塾に入っても、土台がないと結果が出にくい。その状態でサポート期間が終わると、独学に戻ることになる。

ぼくが高額塾に入る前にやるべきだったのは、半年間の独学で月1〜2万円の土台を作ることだったかもしれない。

③30万円を払った本当の意味

30万円を払ったことで何を得たかというと、「やっぱり地道にコンテンツを作り続けるしかない」という確信だった。この確信だけなら、無料のYouTubeでも手に入れられる。

ただ、ぼくは確信を「体験」として得た。お金を払い、人と関わり、半年間もがいた体験として。その体験がなかったら、今でも「もっと効率的な方法があるはずだ」と探し続けていたかもしれない。

これが授業料だったのか、それとも単なる失敗だったのか。まあ、どちらとも言えない。


高額塾に入る前に知っておきたかったこと

体験から言えることを3点まとめる。

①入塾前に「成果者の前歴」を確認する

塾の実績として紹介されている成果者が、入塾前から何らかの土台(ブログ・SNS・メルマガ)を持っていたかどうかを確認する。完全ゼロから始めた人の成果が入っているかを確認する。

②コミュニティの「現在の」活動状況を調べる

入塾前は活気があって当然だ。3〜6ヶ月後のコミュニティが今どうなっているかを、SNSやGoogleで「塾名 コミュニティ」「塾名 半年後」などで調べる。

③分割払いの総額と期間を計算する

一括30万円でも、分割にすると利息込みで35万円以上になることがある。月1万8,000円×18ヶ月は思ったより長い。その間に塾で稼げなかった場合に、支払い続けられるかを試算してから決める。

なお、高額塾・スクール系の契約トラブルについては消費者庁国民生活センターでも注意喚起が出ている。契約前に特定商取引法に基づく表記・解約条件を確認することは最低限やるべきことだ。

こうした視点を持って選ぶなら、信頼できるスクールの選択肢として も参考にしてほしい。入塾後のサポートや実績の透明性を重視して選ばれているスクールを確認できる。


まとめ:授業料として考えるか、失敗として考えるか

半年が終わって、月3,000〜5,000円の副業収益がある。塾の分割払いは月1万8,000円が続いている。収支はマイナスだ。

でも今のぼくは、毎月コンスタントに記事を書けている。独学時代にはできなかったことだ。それが塾のおかげかどうかは分からない。ただ、半年前より動けている自分がいる。

「高額塾に入る価値はあるか」という問いに対するぼくの答えは、「ゼロから始める人には、まず独学で土台を作ってから入るべき」だ。月1万円でも稼げる状態になってから入れば、塾のコミュニティで話せることも増える。土台なしで高額塾に入るのは、免許なしで高速道路に乗るのに近い。教官が隣にいても、運転できなければ走れない。

これを授業料と呼ぶか失敗と呼ぶかは、もう少し先にならないと分からない。分からないままでいい。ぼくはとりあえず今日も記事を書く。


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