3ヶ月でぼくが稼いだ額は4,200円だった。
アンケートモニターとポイ活を合わせて、3ヶ月で4,200円。時給換算で約140円。ぼくが費やした時間は通勤の往復で毎日30分、週5日、12週間で約30時間だった。
「副業として稼げるか試してみよう」と思って始めたけど、結論から言うと、副業とは呼べないレベルだった。
この記事でわかること:
- 3ヶ月で実際にいくら稼げたか(具体的な金額・時給換算)
- なぜ続けるのが精神的につらくなるのか
- ポイ活・アンケートを「副業」として考えている人への正直な話

「稼げる副業」と聞いてポイ活を始めた
アンケートモニターとポイサイトに同時登録した
幼稚園の入園準備で思っていたより出費がかさみ、妻には言えないまま毎月3〜4万の赤字が続いていた2年前のこと。副業を探していて、ポイ活とアンケートモニターが目に入った。
初期費用がいらない。スキルも不要。スマホだけでできる。「これならリスクなく始められる」と思って、複数のサービスに一気に登録した。
登録したのは:
- アンケートモニターサイト:2つ
- ポイントサイト:3つ
- レシート送信アプリ:1つ
合計6つ。「これだけやれば月1〜2万は稼げるだろう」と思っていた。甘かった。
最初の1週間でぶつかった現実
登録直後の1週間は、割とアンケートが来た。1件あたり1〜5ポイント(1〜5円程度)。意欲があったので毎日こなしていたが、1週間で稼げたポイントは合計で120ポイント(約120円)だった。
「え、1週間で120円?」
計算が合わないと思ったが、とりあえず続けてみることにした。ポイントがたまれば交換できるし、もう少し高単価のアンケートが来るかもしれないと期待していた。
3ヶ月で稼げた金額と時給換算した結果
アンケートモニターで稼いだ額
3ヶ月間でアンケートモニター2サービス合計で稼いだのは約1,800ポイント(約1,800円)。
高単価の座談会型アンケート(数千円のもの)に何度か応募したが、すべて「選考に漏れました」のメールが来た。通常のアンケートは1件あたり1〜15ポイント程度で、1日に来るアンケート数も限られていた。
多い日で10件・少ない日で2〜3件。全部こなして1日あたり50〜100ポイント(円)くらい。
ポイサイトで稼いだ額
ポイントサイト3つで稼いだのは約2,400ポイント(約2,400円)。内訳は:
- 広告案件のクリック・登録:約1,500円分
- ゲーム系ポイ活:約600円分
- 友人紹介:約300円分
ゲーム系は「〇〇レベルに到達で2,000ポイント」という案件をいくつかやってみたが、到達するのに思いのほか時間がかかり、時給換算するとバカバカしくなってやめた。広告案件の登録はポイントになるが、メールが大量に届くようになる副作用があった。
時給換算すると何円になるのか
3ヶ月の合計:4,200円
費やした時間:通勤往復30分 × 週5日 × 12週 = 約30時間
時給換算:4,200 ÷ 30 = 140円
最低賃金(2026年現在は地域により異なるが、多くの地域で1,000円超)の7〜8分の1以下。
「副業として成立するか」という問いに対して、ぼくの答えはノーだった。
続けていくうちに気になり始めたこと
アンケートの内容が単調すぎて飽きてくる
最初は新鮮だったアンケートも、1ヶ月を過ぎる頃から飽き始めた。質問の傾向が似ている。「あなたはどの程度、〇〇に興味がありますか」「〇〇を購入したことがありますか」。そのパターンの繰り返し。
頭を使わなくていいのは良いが、通勤電車でスマホをぼんやり見ながら答え続けるうちに、「この時間、ほかのことに使ったほうがよくない?」という疑念がじわじわ出てきた。
資格勉強とか、本を読むとか、まあ寝てるだけでもいいじゃないか、という気持ちになっていった。
ポイント交換までの道のりの長さ
ポイントサイトには「最低交換ポイント数」という壁がある。たとえば500ポイントたまらないと現金に交換できない(楽天ポイントクラブ等、各サービスの規約で条件が異なる)。
地道にポイントを積み上げているつもりだったが、「あと〇〇ポイントで交換できる」という数字がなかなか縮まらない。途中で「このサイト、もうやめようかな」と思い始めると、そのまま使わなくなって積み上げたポイントが無駄になるリスクがある。
実際に2ヶ月後に1つのサイトを退会した。そのときの残ポイントは約200円分。交換条件に達していなかったので、そのまま消滅した。
メールボックスが荒れ放題になった
これが地味に一番つらかった。
アンケートサイトとポイントサイトを合計5つ登録した結果、毎日大量のメールが届くようになった。「新しいアンケートがあります」「〇〇キャンペーン開催中」「ポイントが加算されました」。
1ヶ月後に受信箱を確認したら、3,200通のメールがたまっていた。大半は迷惑メールフォルダに仕分けされていたが、それでも日常のメールが埋もれて、重要なメールを見落とすリスクが出てきた。
最終的にポイ活専用のメールアドレスを作り直した。それだけで30分かかった。

3ヶ月目に気づいた「これは副業じゃない」という結論
3ヶ月やってみて、気づいたことがある。
ポイ活・アンケートモニターは「副業」ではなく「お小遣い稼ぎ」だ。スキルが身につくわけでもない。収入が成長するわけでもない。時給が上がることもない。毎月ほぼ同じ単調な作業をして、ほぼ同じ金額が入ってくるだけ。
ぼくが求めていたのは「続けるほど収入が成長する仕組み」だった。ポイ活にはそれがない。
やめる決断は3ヶ月目の終わりに来た。「この30時間、ブログの記事を1本書く勉強に使っていたら何か変わっていたかもしれない」と思った瞬間だった。
ポイ活が合う人・合わない人の分かれ目
ぼくには合わなかったが、合う人もいると思う。
向いている人:
- テレビを見ながら・通勤中に「ながら作業」で少し稼げればOKという人(なお雑所得が年間20万円を超えると確定申告が必要。詳しくは国税庁のウェブサイトを参照)
- 積立のポイントでショッピングがお得になれば十分という人
- 副業として大きく稼ぐことを目指していない人
向いていない人:
- 月数万円の「副業収入」を本気で期待している人
- 時間の機会コストを重視している人(ぼくはこれ)
- スキルアップ・成長を副業に求めている人
ポイ活は「副業」というより「節約術」の延長線にある、という見方が正確かもしれない。
まとめ:期待値を下げてから始めてほしい
3ヶ月・約30時間で4,200円。時給140円。
「試してみたかった」という意味では後悔していない。やらずに「ポイ活で副収入」と信じ続けるよりは良かった。でも、副業として月2〜3万を稼ぎたいという目的には、完全に合わなかった。
ポイ活・アンケートモニターを始める前に、期待値を正しく設定してほしい。「月数千円のお小遣い」を目指すなら現実的な選択肢。「月2万以上の副業収入」を目指すなら、別の選択肢を探したほうがいい。
同じ時間を使って副業するなら、スキル型のほうが長期的には報われると思っている。スキルなしでできる副業の現実については、こちらにも書いた。
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⚠ 地雷ポイント:「ポイ活で月3万稼いでいる」という情報は本当にある。でもその裏には、クレジットカード発行案件の大量こなし・友人への紹介・大量の広告登録など、副業としてではなく「ポイ活マニア」として特化した人の実績だ。普通の会社員が通勤のすき間時間でやる場合、現実的な期待値は月数百〜数千円程度。


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